車の艶を出す方法
ピカピカに輝く車って素敵ですよね。車の艶を出すにはいくつかの方法があります。本記事では代表的な艶出し方法について紹介していきますので、参考にしてみてください。
ポリマーコーティング
ポリマーコーティングは、フッ素やシリコンを含む高分子化合物であるポリマーを車に塗布するコーティングです。低コストな樹脂コーティングなので、初心者でも簡単に施工することができます。また、ガソリンスタンドなどでも低価格＆短時間で施工してもらうことができるので、手軽にコーティングを施したい方におすすめです。ポリマーコーティングの持続力は半年～1年程であり、ワックスよりも艶感を長持ちさせることができますよ。
ガラスコーティング
ガラスコーティングとは、ガラス成分で被膜を形成するコーティングのことです。 コーティングの中でも特に耐久性に優れており、3～5年は効果を持続させることができます。また、他のコーティングに比べて優れた光沢性、防汚性能、熱や紫外線への耐久性があるので、愛車をピカピカに保ちたい方には特におすすめです。ガラスコーティングをセルフで施工する方法は後ほど紹介しますが、初心者には難しい内容となっています。そのためプロへ依頼する方が多いと思いますが、費用が高くなりがちです。
洗車
定期的な洗車も車の艶出しには欠かせません。目に見える汚れが無くても、定期的な洗車をすることで劣化を防ぐことができます。また、撥水効果やワックス効果のある洗車を行えば、それだけでも簡単な艶出しになるので、簡単にメンテナンスしたい方にはおすすめです。
水垢やイオンデポジットの除去
水垢やイオンデポジットは洗車だけでは落としきれないことがあります。そういった場合、専用クリーナーなどを使って汚れを落とさなくてはなりません。こういったクリーナーは専門店やネットで購入することができます。これらの水垢やイオンデポジットを落とすことで、車本来の輝きを取り戻すことができますよ。
研磨
研磨作業をすることで、車についてしまった細かい傷や汚れを綺麗にすることができます。研磨作業には、コーティング専用のポリッシャーなどを使用します。セルフでやる場合は、コンパウンドなどを使って磨いていくことになるでしょう。プロが使うポリッシャーは高速回転するスポンジをボディーに当てるので、手磨きでは得られない艶を出すことができます。
新車以上の艶が欲しいならガラスコーティングがおすすめ！
ツヤツヤ、ぴかぴかに輝く新車以上の艶を出したいなら、やはり『ガラスコーティング』がおすすめです。ガラスコーティングはその他の方法に比べて費用が高くなりがちですがその分、耐久性、持続性、輝きは段違いです。1度施工すれば5年ほどは効果が持続するので、艶は出したいけれど頻度高くメンテナンスはできない、という方にこそ検討してもらいたい方法です。
ガラスコーティングのやり方
セルフの場合
セルフでガラスコーティングを施す方法は、大きく分けて以下の3つの手順に分けられます。
- 下地処理
- コーティングの塗布
- 乾燥
それぞれの手順について見ていきましょう。
①下地処理
ガラスコーティングを成功させるためには、この下地処理が特に大切です。車の塗装面には、油膜、イオンデポジット、黄砂、花粉などの汚れが付着しています。これらがついたままコーティングをしてしまうと台無しになるので、まずはこれらを洗車やクリーナー、コンパウンドなどでしっかりと落としていきます。
②コーティングの塗布
ガラスコーティングは伸びが良いため、つけすぎとムラに注意しながらスポンジで塗り込んでいきます。縦横均等に塗布することができたら、雨などにあたらない環境でしっかりと乾かしましょう。表面が硬化したら、コーティング被膜をマイクロファイバークロスで拭きとっていきます。コーティング剤が多量に付けたまま使用し続けるとムラの原因になるので、拭き取り用のクロスは複数枚用意するようにしましょう。
③乾燥
ガラスコーティング施工後の乾燥時間の目安は、以下の通りです。
- 接触乾燥……約2時間。この時間内では、絶対に車体を触らないようにしてください。
- 初期乾燥……約24時間。この間は雨や洗車をしないでください。
- 完全硬化……約2週間。この間は出来るだけ水気に触れないようにし、シャンプー洗車などは避けてください。
プロに依頼する場合
プロに依頼する場合もセルフの場合と同様ですが、全ての工程をより丁寧にクオリティ高く行ってくれます。ガラスコーティングは耐久性に優れている分、セルフで施工して失敗してしまうと除去が大変です。施工に時間も労力もかかるので、失敗したくない方はぜひプロに依頼しましょう。
まとめ
いかがでしたか。車の艶を出す方法には様々なものがありますが、最強の艶を出したい方には『ガラスコーティング』がおすすめです。ガラスコーティングは1度施工すれば数年間はもつので、興味がある方はぜひ本記事を参考に検討してみてください。