【2025年下半期】車のおすすめイベント・展示会まとめ

車のイベントや展示会は、単なる車の展示にとどまらず、技術、エンタメ、カルチャーの複合的な祭典として多くの人を惹きつけています。

車のイベント・展示会

イベントの規模やテーマによって異なります。それぞれに目的が違うため、イベントの内容も変わってきます。

新車発表・展示

各メーカーの新型車やコンセプトカーの展示が主な目的です。発売前モデルの先行公開がおこなわれたり、電気自動車(EV)やハイブリッド車などの最新技術を搭載した車の紹介がメインとなります。

試乗体験

会場内の試乗コースでの試乗体験ができます。オフロードコースやドリフト体験など特殊走行のデモなどもある場合があります。

技術展示・ワークショップ

自動運転技術、AI、コネクテッドカーなど先進技術のデモを紹介することが目的です。車のタイヤやオイル、ナビセンサーなどの部品メーカーがそれぞれにブース展示をおこないます。

カスタムカー・クラシックカー展示

チューニングカーやドレスアップカーの展示がメインです。なかなかみることができないヴィンテージカーや名車の展示、カーオーナーによる自慢の愛車展示などのスペースがある場合もあります。

販売・物販ブース

車関連グッズ、アパレル、ミニカー、カタログなどの販売がおこなわれます。限定商品やイベント限定パーツの販売だけでなく、実際に車両の受注や予約販売がおこなわれます。

ステージイベント・トークショー

メーカーの開発担当者やドライバーによるトークショーをみられます。レースクイーンや著名人の登場、クイズ大会や抽選会など観客参加型イベントが開催されることもあります。

モータースポーツ関連

レース車両(F1、WRC、スーパーGTなど)の展示やレースチームの紹介、ドライバーとの交流が可能です。またシミュレーターによるレース体験なども人気です。

車のイベントや展示会は一般のひとも参加できる?

もちろん参加することができます。基本的にビジネスデイとパブリックデイ(一般公開日)が別日に設定されている場合が多く、関係者は主にビジネスデイを利用し、一般のひとたちは、パブリックデイ(一般公開日)の参加が可能です。車のイベントや展示会には、さまざまな目的や関心を持った人々が参加します。

「車好き」の集まりではなく、ビジネスとエンタメと技術交流の要素があるため幅広い層が来場するイベントといえます。

自動車業界関係者

自動車メーカーの社員(営業、開発、広報など)/部品メーカー・サプライヤーの関係者/ディーラー関係者(販売やマーケティング担当者)/モータージャーナリスト・メディア関係者

一般来場者・ファン層

車が好きな一般の人たちやファンは新型車、カスタムカー、レーシングカーなどを見に来ます。また近年では家族連れも多くみられることから、子ども向けの試乗体験やイベントがおこなわれることも多く、それらを目的として来場するパターンもみられます。

学生・研究者

自動車関連を学ぶ学生や将来業界に入りたい人の進路研究・情報収集のなどのために来場することがあります。テクノロジーや環境技術に興味を持つ理系学生にも人気があります。

インフルエンサー・YouTuber・フォトグラファー

SNSで発信するために来場し写真や動画を撮影します。ファン向けのコンテンツ制作を目的としている場合が多いと考えられます。

車のイベントや展示会が人気な理由

車のイベントや展示会は日本やドイツ、アメリカなど自動車文化が根強い国では、多くの来場者を集める大規模なイベントが毎年開催されています。

過去のイベント来場者は、東京モーターショーで約100万人、大阪オートメッセでは約20万人以上、東京オートサロンは約30万人以上、名古屋オートトレンドには約10万人前後といった数字をみることができます。

車好きにとっての聖地

新型車や珍しい車を一度に見られる貴重な機会として多くのファンがイベントに足をはこびます。自分では手が届かないような車にも触れたり、写真を撮ったりでき、毎年コレクションが増えていく楽しみがあります。

エンタメ性が高い

ステージイベント、試乗体験、シミュレーターなど家族や若者も楽しめる体験型コンテンツ要素があります。インスタ映えやSNS投稿を目的とした若年層の来場も増加傾向にあります。

最新技術・新車のお披露目の場

自動車メーカーが世界初公開(ワールドプレミア)の新型車を発表することも多く、注目度が非常に高いです。EVや自動運転など、未来のモビリティ技術に触れられることが魅力です。

【2025年下半期】車のおすすめイベント・展示会まとめ

2025年も後半戦となったこの時期から参加できるおすすめの車のイベントや展示会を紹介します。

人と車のテクノロジー展

国内最大級の自動車技術展です。最先端技術と車両が一堂に会し、特別展示や講演、出展ブースなど多彩なコンテンツを体験できます。また現在オンライン会場も開催中です。

会  期5月|2025年5月21日(水)~23日(金)
6月|2025年7月16日(水)~18日(金)
開催場所5月|パシフィコ横浜(神奈川県)
6月|Aichi Sky Expo(愛知県)

BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2025

環境に優しい高機能モビリティを活用した“まちづくり”を推進する未来志向の展示会です。まちとまち、人と人をつなぐ自転車・電動モビリティ——。

住みやすい、暮らしやすいまちづくり、 安全で利便性に富む移動・交通システムの創造を目指すエキサイティングショーは2025年、さらなるパワーアップ、スケールアップで堂々の開催。

会  期2025年6月11日(水)〜12日(木)
開催場所新宿住友ビル 三角広場(東京都)

オートサービスショー2025

昭和23年に第1回「自動車機械工具実演展示会」を開催し、その後昭和48年から名称を「オートサービスショー」に変更しました。現在は東京ビッグサイト(東京国際展示場)において国内外より各種自動車整備検査用機器を一堂に集めて隔年で開催し、 新製品の開発成果を披露するとともに優良な機器の普及に努めています。

会  期2025年6月19日(木)~21日(土)
開催場所東京ビッグサイト(東京都)

オートモーティブワールド 2025

直接技術相談ができる自動車技術の専門展です。SDV、EV、次世代モビリティ開発など開発のヒントがここにあります。 電子化・電動化、自動運転、コネクティッド・カー、車載ソフトウェア、サステナブル技術など、クルマの先端テーマの最新技術が一堂に出展しており、世界中の自動車メーカー・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談・商談の場として年々規模を拡大して開催しております。

会  期9月|2025年9月17日(水)~19日(金)
10月|2025年10月29日(水)~31日(金)
開催場所9月|幕張メッセ(千葉県)
10月|ポートメッセなごや(愛知県)

Japan Mobility Show 2025

約70年続いてきた「東京モーターショー」から、昨年新たに生まれ変わった「Japan Mobility Show」では、豊かで夢のあるモビリティ社会を創りたい、という想いのもとに、様々な仲間が集まり、未来を提示するイベントへと、進化しました。Japan Mobility Show 2025では、更に進化し、企業も生活者の皆様も、多くの方々を巻き込んで、ワクワクする未来をお見せします。私たちのそばにある様々なモビリティに目を向け、もっと好きになっていただきたいと考えます。

会  期2025年10月30日(木)~9日(日)
開催場所東京ビッグサイト(東京都)

まとめ

車に関係するイベントや展示会は1年を通してさまざまな場所でそれぞれの目的のもとおこなわれています。人気のイベントや展示会なども多数あります、興味があればイベントサイトなどでチェックしてみるといいかもしれません。