事故はいつ誰に起きてもおかしくありません。身を守るグッズを紹介します。

日々起こっている交通事故

交通事故は毎日どこかで発生しています。また交通事故とひとことで言ってもさまざまなパターンがあり、その種類によって分類されます。

車両同士の事故

車同士の事故でお互いのスピードが出ていればいるほど大きな事故となります。高速道路などでは、死傷事故につながる可能性が高くなります。

追突事故

続車が前方の車に衝突する事故です。信号待ちや渋滞中、前方車両の急ブレーキなどが原因となることが多いです。

側面衝突事故

車両が交差点や車線変更の際に、横から衝突する事故です。出会い頭の事故とも呼ばれ、見通しの悪い交差点や信号無視が原因となることが多いです。

正面衝突事故

対向車線の車と正面から衝突する事故です。車線逸脱やスピード超過が原因で発生することが多く、重大な結果を招くことがあります。

多重事故

複数の車両が絡む事故で、通常は連鎖的に発生します。高速道路などで起こりやすく、視界不良や過密な交通状況が原因となることが多いです。

車両と歩行者の事故

車と歩行者の事故では、歩行者は命に関わる事故となる場合があります。歩行者が多い交差点や繁華街では運転に十分慎重になる必要があるのです。

歩行者横断中の事故

歩行者が横断歩道や道路を横断している際に車両と衝突する事故です。運転手の不注意や歩行者の無謀な横断が原因となることがあります。

路肩事故

道路の端を歩いている歩行者が、車両にはねられる事故です。狭い道路や暗い場所で起こりやすく、歩行者の反射材不足も一因となります。

車両と二輪車の事故

車とバイクの事故では、バイクが車に隠れて見えずらいという特徴があります。ドライバーは車のかげにバイクがいるかもしれないという気持ちで運転しましょう。

右直事故

交差点で右折車と直進する二輪車が衝突する事故です。お互いの動きを誤認することが原因となることが多いです。

巻き込み事故

トラックなどの大型車両が左折時に、側面を二輪車が通過して巻き込まれる事故です。大型車の死角や二輪車の無理な追い越しが原因となります。

車両と自転車の事故

車と自転車では、スピード感が違うものの同じ車両としての扱いとなります。自転車に乗る際は無謀な運転はせずに交通ルールを守ることが重要です。

ドア開閉事故

停車中の車両のドアが開いた瞬間に、自転車がぶつかる事故です。ドライバーや同乗者の不注意が原因です。

追い越し事故

車が自転車を追い越す際に十分なスペースを確保せず、接触する事故です。狭い道路や速度差が影響します。

単独事故

車やバイクが他の車両や歩行者を巻き込むことなく、単独でぶつかったりする事故のことです。

自損事故

ドライバーが自分の車を操作ミスでガードレールや壁、木などに衝突させる事故です。スピード超過や居眠り運転、飲酒運転が原因となることが多いです。

転倒事故

特にバイクや自転車で発生しやすく、急ハンドルやスリップが原因で車両が転倒する事故です。

車両と障害物の事故

障害物との衝突では道路上の動かない物体、例えば落下物や倒木、建物の一部などに車両が衝突する事故です。運転手の不注意や、視界不良が原因となります。

これらの交通事故は、多くの場合、複数の要因が絡み合って発生します。したがって、ドライバーや歩行者が交通ルールを守り、周囲の状況に注意を払うことが、事故防止のために重要です。

事故から身を守る交通安全グッズおすすめ10選

交通事故では、重大な事故となると命の危険もあります。おすすめの交通安全グッズで身を守りましょう。

歩行者向け

歩行者は自分の存在を周囲に知らせることがなによりも重要です。特に高齢者や小さな子どもなどは、できるだけ明るい色の洋服を着るなどが効果的です。

反射材（リフレクター）

夜間や暗い場所での視認性を高めるために使用されます。リストバンドやキーホルダー、バックパックに取り付けるものなどがあります。

LEDライト

ランニングやウォーキング時、夜間のペットの散歩などに使用するライトで、歩行者が自分の位置を示すために使用します。

ハイビジビリティベスト

蛍光色のベストで、夜間や悪天候時の視認性を向上させます。

ヘルメット

自転車やバイクに乗る際に頭部を保護します。特に子供用のヘルメットはカラフルでデザイン性が高いものも多いです。

ドライバー向け

ドライブレコーダー（ドラレコ）

事故時の証拠を記録するために使用されるカメラです。前方だけでなく後方を撮影するものもあります。

シートベルトパッド

シートベルトによる圧迫を軽減するためのクッションです。

視界確保用グッズ

雨や雪の時に視界を確保するための撥水スプレーや、曇り止めシートなどがあります。

子供向け

反射材付きランドセルカバー

通学時の安全を確保するために使用されます。ランドセルのカバーに反射材が付いているものです。

その他

交通安全ステッカー

車や自転車に貼り付けることで、安全をアピールするためのステッカーです。

光る服

夜でも絶対的な視認性のある服は夜道も安心です。

これらのグッズは、安全な交通環境を維持し、事故を未然に防ぐために有効なグッズといえます。

まとめ

交通事故では、車のドライバーはもちろんのこと、バイクや自転車、歩行者も周りに注意して交通ルールを守ることを大切にしましょう。

過去には歩行者と車の事故でも歩行者側に100%の過失があった事例もあります。車ではないから大丈夫という気持ちではなく、歩きスマホやイヤホンを装着して自転車に乗らないことなどを徹底することで交通事故防止の取り組みとなります。